無雪期アルパイン@北アルプス 奥穂高南稜

山行名:無雪期アルパイン@北アルプス 奥穂高南稜
日程:2023年7月07月28日~30日(日)
メンバー:T村、T橋ゆ
ルート
28日:07:16日本山岳会上高地山岳研究所-09:51岳沢小屋10:39-11:40南稜取り付き11:57-12:45岳沢小屋C1
29日:04:23C1-04:44南稜取り付き05:04-06:01ルンゼ分岐06:58-07:55トリコニーI峰08:16-10:41南稜の頭10:43-10:52穂高岳11:22
-12:45紀美子平13:05-14:56岳沢小屋C2
30日:C2-日本山岳会上高地山岳研究所

 

正月明けにヘルニアになって半年。
最初は家の階段さえまともに登れませんでしたが
GWには近所の里山に登れるまでに何とか回復。
そうこうしている内に夏に突入。
夏山第一弾として、以前から行けず終いになっていた
奥穂高岳南稜に行って参りました。

気がかりはヘルニアで痛めた右足。
どこまで通用するか不安があるので
行程を1日余裕をみて2泊にして挑戦してきました。
初日は岳沢小屋まで。
久しぶりの登攀具を入れたテント泊装備はズシッと重く感じましたが
足の調子を見ながらゆっくり登ってテントを張りました。
その後、雪渓の具合と取り付きの偵察を終えた途端に雷雨。
この数日間、決まって昼から雷雨で昨日は豪雨だったそうなので
明日の登攀日は早めに出ようと話をした後はノンビリ過ごしました。

登攀日:
4時出発の予定が、起きたら3時30分!
朝食もろくに摂らずに慌てて用意して出発。
何のため早めに出ようと話をしたのか…。汗
5時登攀開始。
下の滝も上の滝も素直に登れるようになっていました。
その後ははっきりした踏み跡がある草付き斜面を登ります。
スラブの岩壁が出て来たので右から回り込みました。
ここは念のためロープを出しました。

 
1ピッチほど登ると、今まで遠くにあったトリコニーが眼前に。
花粉が煙のように舞うハイマツ帯を漕いだら、
モノリス、トリコニーと続く楽しい岩稜帯エリア。
特に難しい箇所はなくクライミングというより


初級バリエーションルートです。
展望も良く、またお花もたくさん咲いていて
とても気持ちよく登れました。
南稜の頭に着いた後は、せっかくなので奥穂高岳に寄って岳沢コースで下山。
しかし途中から、ヘルニアで痛めた右足が徐々に言うことを聞かなくなり
ペースを落としてゆっくり下山。1日予備日を設けていて正解でした。

ということで夏山第一弾は、右足がもう一歩という感じではありましたが
お天気にも恵まれ、まずまずな山行でした。
お付き合いしていただいたゆーさんどうもありがとうございました。

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