沢登り@奥美濃 石むし谷

山行名:沢登り@奥美濃 石むし谷
日程:2024年4月20日(土)
メンバー:T町、K川、Sモア
ルート:8:38駐車地点‐10:10大滝10:30-12:00林道12:10-14:19駐車地点

 

毎年恒例となりつつなる奥美濃石むし谷での沢始め。
静かな中、奥美濃らしい美しい森を楽しめるのでこの時期のお気に入りだ。

京都市内を6時に出て8時半ころ駐車地点着。
珍しく釣り客や他の沢屋さんに会う。沢屋さんは手前の沢を三角点まで詰めて午前中くらいを目処にといった感じのようだ。

適当に準備して出発。
第2砂防ダムまで林道を歩いて入渓。なんか歩きやすい踏み跡と橋が架かっていた。
久方ぶりの沢足袋に冷たい水が染み込んでいく感覚、これこれとシーズンの始まりと心の中で小躍りしつつ、膝下くらいを濡らしながら進んで行く。

大滝以外これといってという沢ではあるが、ちょこちょこ出てくる滝を適当に登りながら、静かな森の新緑を桜を楽しむ感じでのんびり歩いていく。

3年前にみんなでよろこんだコゴミ畑は昨年根こそぎシカに食べられてしまった影響か、影も形もなくなっていた。

適当に進んで行くと2段の大滝に到着。昨年は左岸から巻いて下降に苦労したような記憶があったので、今年は右岸から巻いてみる。
手前のリッジに取り付いて登っていくが、滝の落ち口少し上あたりへ向かうトラバース部分が獣道っぽいのはあるが、急で足元ももろく、ホールドも乏しいので、そのままリッジを登る羽目に。
急な斜面をゼぇぜぇいいながら登り、なかなかの大巻きになってしまった。
沢への下降は場所を選べばなんもだ。

核心部分も終わり沢も終わりかけ、いつも休憩している空の開けたポイントで今回も一休み。
ニシキゴロモやオオバキスミレなどこの時期、この辺りならではの花も咲いている。
そういえば、コジカの死体も転がっていてちょっとびっくりした。

そんなこんなで、小魚の魚影を追いながら沢を詰めていき、林道に飛び出す。
春霞の向こうに新緑を備えた奥美濃の山々が見えていい眺めだ。あとは春の陽気というかちょっと汗ばむ中、春を楽しみながら林道をのんびり下ろしていき、駐車地点まで。
早くも川遊びに来ている親子やコゴミ採りの人たちの姿もチラホラあり、存外地元の人たちに親しまれている林道なんだんなぁと感じながら、道の駅 星のふる里ふじはしで汗を流して帰京。

ご一緒したT町さんのお宅で晩御飯をごちそうになる。いつもすみません。
さて、今年はどんな沢に行けるかな。

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