無雪期縦走@表大雪(旭岳~トムラウシ山)

山行名:無雪期縦走@表大雪(旭岳~トムラウシ山)
日時:2019年7月19日~21日
メンバー:N部 H原 T永
ルート概要:
19日 旭岳ロープウェイー旭岳ー北海岳ー白雲岳避難小屋(避難小屋泊)
20日 白雲岳避難小屋ー高根ヶ原ー忠別岳ー五色岳ー化雲岳ートムラウシ山ー南沼キャンプ指定地(テント泊)
21日 南沼キャンプ指定地ー化雲岳ー天人峡温泉

あこがれの表大雪へ、お花の最盛期を狙って行ってきました。

旭岳ロープウェイを下りると、雨が強くなった。今後の予報もあまり良くなく、不安のスタート。それでもチングルマの大群生が素晴らしい。
姿見ノ池。視界が悪い。
旭岳山頂。
エゾノツガザクラ。
道標にはナキウサギ。
メアカンキンバイも濡れそぼって透明に。
コマクサは大粒の水滴を纏う。
キバナシオガマ。展望はないが足下のお花が楽しませてくれる。
チングルマも水滴祭り。
ヒメイソツツジ。
白雲岳避難小屋が見えた。ここでさらに雨足が強くなる。
チシマノキンバイソウ。
白雲岳避難小屋に到着。テント泊の予定だったが雨が降る可能性が高く、小屋も空いていたので避難小屋泊に変更した。
小屋で休憩していると少し天候が回復したので、緑岳へ。初めて白雲岳が見えた。
緑岳。標高2019メートル。今年来られて良かった。
ウルップソウ。シマリスは山行中に良く見かけた。小屋に戻って夕食を食べたら早めに就寝。小屋はとても快適でよく寝られた。
2日目の朝は青空が広がった。やはり晴れは良い。
雪渓に朝陽が反射する。
エゾコザクラ。
コマクサも輝く。
振り返って白雲岳。
高根ヶ原からヒグマ出没地を望む。三笠新道はヒグマ出没により通行止め。
ようやく旭岳を見ることができた。
エゾコザクラの大群生。
忠別沼で名古屋から来た会社の仲間だという方々と出会った。富良野岳まで縦走するとのこと。
忠別岳。再び雲行きがあやしくなり展望は望めず。
化雲岳手前の木道。ガスが濃くなり雨も強くなってきた。
化雲岳手前の分岐をトムラウシ方面へ進む。
このあとロックガーデンでナキウサギを探したが、声はすれども姿は見えず。残念。
トムラウシ山。このときだけ晴れた。
南沼は綺麗な水が大量に流れる素晴らしいテン場。午前3時、テントを出ると満点の星空。
最終日は最高のお天気になりそうだ。
南沼。帰りは巻き道で北沼へ抜ける。
巻き道の残雪と北沼。
前日見えなかった展望。
天沼。イワイチョウはまだ少し早かった。
ヒサゴ沼に朝陽が反射している。
まさにカムイミンタラ。
チングルマは最盛期。
化雲岳。
旭岳~白雲岳~忠別岳を一望。これぞ大雪。
化雲岳から小化雲岳の先あたりまでは展望の良い道が続く。
天人峡温泉への道は、途中から暑さと足下のぬかるみで大変だったが、第一公園のワタスゲに癒された。ここからさらに虫の多い樹林内を下って天人峡温泉に無事下山。
表大雪縦走。初日は雨とガスで残念だったが、3日目は快晴に恵まれ、大雪山のスケールの大きさを十分に感じることができた。お花もおそらく最盛期と言って良く、本州の山では見たことがない景色に圧倒された。今回の旅では、十勝連峰の姿がとても印象的であったので、ぜひ次回は十勝連峰を縦走してみたいものだ。

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