企画ハイキング@奥伊吹 金糞岳改め白倉岳

企画ハイキング@奥伊吹 金糞岳改め白倉岳
日時:2019年2月24日(日)
メンバー:Sモア M浦 T町 T永 O崎 K K川 K村(見) Mッチ(見)

8:20高山キャンプ場-(道間違い1時間)-9:00登山口-10:50滝谷の頭-11:30奥山-13:00八草出合-13:25白倉岳13:40-15:20奥山-16:50高山キャンプ場

今回は企画ハイキングということで、奥伊吹の金糞岳周遊を計画する。
ハイキングと題するには少々ハードという自覚はありながら行けるところまで行ってみようという気持ちで募集をかけたところ9名の大パーティーとなった。
さてどこまでいけることやら。

ちなみに金糞の由来は麓の沢筋に古くから鉱山があり、製鉄が行われていたようで、製鉄の際でるスラグ(かなくそ)からきているというのが定説のよう。
最古の製鉄所遺跡もあるよでそんなのもいつか見に行ってみたい。
滋賀県では伊吹に次ぐ高峰で伊吹に首をちょんぎられた伝説もあり、歴史を感じられる面白い山。

朝6時に京都駅に集合し名神を快走して長浜インターでおりて20分ほどで高山キャンプ場へ。
適当に準備して出発し林道を歩き始める。

しばらく歩いてふと、スタートから尾根を登るのではということを思いだし、地図を見てスタート地点から引き返し。駐車場から少し戻ったところが登山道だった。
凡ミスで1時間弱タイムロス。

気を取り直して登山道から尾根道を登っていく。
最初は少しばかり急な登りで送電線の鉄塔を見送りながら尾根に乗るとあとはひたすらだらだら登るのみ。
ちょいちょいある倒木を交わしながら標高を上げて行く。
もはや春山の暖かさでアウターは着ないで汗ばみながらの登りとなる。

標高700mくらいからちらほら雪が出てきて、800mを越えたあたりから雪ベッタリという感じ。
時折ブッシュがうるさいところもある。もう1mくらいあったら快適に登れそうだ。
途中ヒラタケなんかを見つけながら、ひたすら緩い登りを歩いていく。

奥岳からは多少のアップダウンがあり、多少の視界も開けて目指す金糞岳が見えるがまだまだ遠い。とりあえず行けるところまで行ってみる。
上から何パーティか降りてきたが、みんな大きいザックでテント跡もあり、上で泊まっていたようだ。

1時間ほどでゴロウノ頭へ。ここまでくると樹林も薄くなり眺めいい。
曇り勝ちだった空も青空が増え、振り返れば琵琶湖や伊吹も見えるが、霞がかかり春の様相だ。

さらにもうひと登りして白倉岳へ。ここからは奥美濃や野坂山地の山々が見渡せる。
三周ヶ岳や三国山、土倉、横山岳なんかも見えてるのだろうが山座同定はできず。遠くに鋭く聳えてるのは能郷白山かな?

金糞岳まではここから少し下ってからの登りで小一時間はかかりそうだ。
というわけで今回はここまで。最初道を間違ってなかったらピークまで行けていただろうが、下山を含めたコースタイムは9時間を越えて軽いデスマーチとなることだろう。
そんなこんなで集合写真を取って下山開始。

最初のうちは琵琶湖を見渡しながら気持ちのいい感じであったが、途中からはちょいちょいズボっとはまり少しだるい。悲鳴だかなかだかを上げながら、なかなか下らない尾根を登り返しも含めて惰性で歩き続けて駐車場まで。

結局9時間近い行動でとても「ハイキング」という感じではなかったが、日帰りで山深さを堪能できて良かった。
泊まりだったり季節を変えてリベンジしたい山だ。

その後はなぜか髭剃り禁止の姉川温泉で汗を流し、帰京後はメンバーのT町さんのお店にお邪魔して美味しい中華でお腹を十分に満たして締め括りとした。

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