積雪期縦走@本沢温泉+硫黄岳At

山行名:積雪期縦走@本沢温泉+硫黄岳At
日程:2025年月31日(金)夜発~2月2日(日)
メンバー: H原、N部、T永、K原、K増、T田、A川、H田、O崎、T町、K川、Sモア、他1
ルート
2/1:8:25稲子湯旅館-10:53しらびそ小屋11:11-11:19中山峠・本沢温泉分岐11:27-12:43本沢温泉C1(硫黄岳At13:30~16:30)
2/2:8:35C1宿泊地-9:47しらびそ小屋10:30-11:36稲子湯旅館

夏は北穂小屋で働いていた我が会の御館様ことMさんが冬~春は本沢温泉にお勤めということで、総勢13人で遊びに行くことに。
ついでに稲子山南壁もとK川、Sモアは登攀具持ち。日曜の天気はイマイチそうだがどうなることやら。

1日  温泉でまったり
道の駅でC0して稲子湯を目指す。
登山口の駐車場に停めているようで車は我々だけ。いそいそと準備して出発。宴会のためか小屋泊なのにみんな荷物が多い。関東からも2人参加し、総勢13人と賑やかなパーティ。

一瞬夏道を見落としたりしながら、トレースバッチリの道を進んでいく。雪はかなり少ないように感じる。
しらびそ小屋が近ずくにつれて傾斜も増してくるので、慣れないメンバーはアイゼンを装着したりして消耗しないようゆっくり登っていく。

しらびそ小屋は相変わらずお洒落。みどり池を挟んで青空に聳える天狗岳が美しい。
コーヒーをとも思ったが、この人数を用意してもらうのは大変そうなので見送り。息を整えて先へ進む。

途中、中山峠への分岐に登攀具をデポ。本沢温泉までは緩やかに登って尾根を登るくらいでのんびり歩いて行ける。同じくらいのんびりしているカモシカを冷やかしながら本沢温泉まで。
さっそくお館様が暖かく出迎えてくれる。再会を喜びながら差し入れを渡したりする。
硫黄岳へ行く組もいるので、盛り上がるのはほどほどに。居残り組は宴会に備えて準備なんかをする。

落ち着いてからお風呂へ。ちょうど男湯の時間帯だったので内湯のしゃくなげ湯から。
なんか排水がうまくいっていないようで湯船からあふれている。外湯とはまた違った赤濁りの鉄分の強そうな泉質で何よりアツアツ。身体が慣れるまではなかなか身動きもできない熱さだが、慣れれば極楽。やっぱり20分も入ってられないので、そそくさとあがって、小屋の人に詰まってる旨をお伝えすると、ささっと直してくれた。

一旦体もぽかぽかになったので、外湯へ向かう。
全開来た時は吹雪の中をラッセルし、脱ぐのも極寒だったが、今日は気温も高く、なにより一度温まっているので、苦にならない。
こちらは白く濁った硫黄泉。温度も適温、硫黄岳も望めて最高だ。
一緒に入っている人たちともまったりして1時間も入ってしまう。

ほかほかのまま小屋に帰る。硫黄岳に行っている組はなかなか帰ってこないので、プチ宴会をスタート。今回初参加のCさんのお野菜中心のあてがうまくてしょうがない。いろんなものをつまみ食いしながらお腹を満たす。
そうこうしているうちに硫黄岳組も帰ってくる。遅いなと思っていたら外湯に入っていたようだ。
そして、宴会開始!ステーキをはじめごちそうや酒がでるわでるわ。お館様の誕生日もお祝いしたり、お風呂で一緒になったか方々も混ざって大盛り上がりの夜は更けていった。

2日 やる気は出したものの
眠い目をこすりながら4時起床。昨晩のごちそうとは打って変わラーメン。
そそくさとパッキングして外に出てみるもしんしんと雪が降っている、しかも湿雪?
まぁ、強く降っているわけでもないので逡巡するが、楽しくなさそうという理由で稲子山南壁は断念。まぁ心が弱かったです。

そうと決まれば朝風呂に入って二度寝。これはこれで幸せ。
みんなが朝ごはん食べおわったころに再度起床。お館様とお別れ&記念写真。また来たいもんだ、というかリベンジしなくては。

デポ品の回収もあるので先に出発させてもらって、無事荷物を回収してしらびそ小屋。
コーヒーを飲んでみんなが来るのを待つ。ちょうどホシガラスさんが窓際に来てくれて癒される。
みんなと合流した後は、みどり池場所やみどり池ステークスを開催して凍った池を存分に楽しんで出発。

あとは雪の道をヴぁーっと下っていくだけ。行きはロストした夏道もちゃんと捕まえて稲子湯まで。これといったこともせず、温泉でまったりしただけで、稲子山日和った罪悪感はちょっとあるが、まぁこんなのもありか。

稲子山も渋い感じの温泉で気持ちいい。清里のROCKで寒い日割のカレーをいただいてお腹いっぱい。
小淵沢に関東組を送り届けて帰京。癒しの週末でした。

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