沢登り@亀岡 音羽渓谷~半国山

山行名 沢登り@亀岡 音羽渓谷~半国山
日時:2021年4月18日(日)
メンバー:K川 A川 N桐 Sモア S原(見)I上(見) M野(見) O智(見) N村(見) A斎(見)
ルート:駐車場09:34-11:57音羽の小滝-13:35半国山13:48-14:02牛つなぎ広場-14:23音羽の小滝-15:00駐車場

今回は、会の沢始め。初心者も交えて総勢10名で亀岡の半国山につき上げる音羽渓谷を訪れた。
samoaは6年ぶりに再訪だ。

朝の天気予報は微妙だったが、なんとかもっている感じか。
半国山の登山口の駐車スペースでわいわい準備。10人だとさすがに賑やか。
駐車場の脇にはタラの木がニョキニョキ生えていた。

一瞬林道を歩いて、すぐに沢の方めがけて歩いて入渓する。
しばらく歩くと顔のような堰堤が。ここは口の穴をくぐるイベントをこなすところだが、昨日がっつり降った雨のせいで増水気味なのでちょっとくぐるのは見送り、左岸からサクッと巻く。
堰堤の上はなんだか北海道の青い池みたいな水の色になっていた。

最初はなんてことのない飛び石が続くが少し進むとちょっとしたナメが出てきて癒される。
さらに進むと、小規模ながら斜滝が出てくる。簡単に直登できるが沢登りらしくなってきて楽しい。
見上げると新緑やまだ花びらの残るヤマザクラがあり、里山ながら自然の中にいることを実感できる。

 

3mほどの滝の手前で一息入れる。登ってもよかったが、なんかヌルっとしてそうなので、無理せず左岸から軽くまく。
以前来た時も見た沢中に鎮座している岩の裏側は、ちょっとした滝だった。
こんなんあったかな。
半分が初心者だがみんな飛び石に慣れるのが早く、順調に進んで行く。

音羽の滝は2段15mの立派な滝でテンションが上がる。
1段目は右岸から取り付いて、バンド状を登っていく。中盤で飛沫を浴びて気持ちがいい。
2段目も右岸からサクッと登ることができる。
バンドにとりつくとこでドボンしている人もいて初沢らしく微笑ましい。

その後も音羽の小滝なんかをこなしながらのんびり歩いていく。
450mあたりの三俣を過ぎると傾斜も緩くなり穏やかな渓相となる。
割と明るいスギ林の中をのんびり歩いていく。
送電線を見送ってコルにのり、最後は広葉樹を抜けて、なんの藪漕ぎもなしに半国山の頂上に飛び出す。

亀岡市街や愛宕山、北摂の山を見渡せて相変わらずいいピークだ。
ピークの看板に、「丹波の国の半分を見渡せるので半国山」という説明書きをみて、初めて名前に合点がいった。
山頂の風が強くないか心配していたが、途中雨模様になりかけた天気も回復し穏やかなピークだ。そんなこんなで少しのんびりして下山開始。

牛つなぎ広場までは、明るい広葉樹が続き、タカノツメや高嶺のコシアブラを見送りながら歩く。
牛つなぎ分岐を音羽渓谷沿いに戻ってくる。さっき遡行した沢を横目に降りていく。

後半は、一昨年の台風で大分荒れており、新しい道ができてピンクテープが付けられていた。
登山口には「めざそう半国山」の看板や、道があれていることを説明するポップがあって、地元の愛され名山であることを感じてほっこりして車まで。

下山後は、京都に来て7年目にして初めてのるり渓温泉へ。
晩御飯はいつもお世話になってる会員のT町さんの中華でおなかを満たし充実の週末となった。

ルート図等はこちらを参照→ヤマレコ記録

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