岩トレ@金毘羅山北尾根
山行名:岩トレ@金毘羅山北尾根
日時:2019年6月23日
メンバー :T村 Sモア
ルート概要:駐車場-北尾根取付-Y懸尾根合流点-Y懸の頭-駐車場
今週は久々の岩トレ。今年もアルパインを目指すT 村さんと金毘羅山でマルチピッチクライミングの一連の流れを練習することに。
週の半ばまでは予報が悪くなんばグラビティかと思っていたものの、金曜くらいから好転し、なんとか決行にこぎ着けた。
朝、7時に京都駅に集合し大原へ。江文神社の少し下の駐車場に停めて適当に準備して出発。気温はちょうどいい感じだ。
適当に北尾根の取付を目指す。取付で準備して、確保の注意点やだぶる一連の流れをしっかり確認して登はん回開始。
1ピッチ目はSモアリードで取りかかるがどうにも登りにくい。
後続が一つ右のルートから登ってくる。そっちのほうが正解。久々だとどうも良くない。
1ピッチ目の終了点はもっと上だが、今日は練習なので
短めにピッチをきってつるべの練習をする。
次のピッチはT村さんリード。登りはスムーズにいくものの、確保のセッティングに手間取り少し時間がかかる。
ピッチを終えて反省と再確認をしながら先を目指す。
次のピッチは歩きだが練習のためつるべでいく。
丁度右手にはMKフェースがよく見えており、わーわー言いながら若い衆が登っている。
先行パーティーが登るのを少し待って次のピッチにかかる。
最初が少し立気味のピッチ、T村さんリードでいってもらうが、2mくらい登ったところでヌンチャクをかけようとしたときにバランスを崩してグランドフォール。足からいったので少し打ったくらいだったが、ヒヤリとした。
気を取り直してからは順調に登り、今回はセッティングはスムーズにすみサクッと登ることができた。
待っているうちに後ろから同じく金毘羅に岩トレに来ていたH岡さん、T木さんペアが登ってきた。
上に上がると振り分けが少しうまくいかなかったとのこと。
Sモアなりのコツを教えながらザイルをさばき直す。
すぐ近くでは夏の合宿に向けてか学生たちが懸垂下降の練習をしていた。
次のピッチはSモアリード。ここも1ピン目までが立っていて少し遠い。
立ったところが終わればあとはするっと登れる。
T村さんもスムーズに登はん。
Y懸が合流してきて、7-8人のパーティがクライムダウンの練習しているのを横目に次のピッチはT村さんリード。今回はスムーズに登り、振り分けも綺麗にいっていい感じだ。
最後のピッチもザイルを出すほどでもないが、今回は練習なのでT村さんリード。
角岩やカムで支点を取りながら順調に登っていくが、今回もセッティングに時間がかかる。
登ってみると形はできているが、確保器のスリングが長く違和感があったものの、修正に至らずという感じだったようだ。
状況によっていろいろなパターンがあるので回数をこなして行くしかないですねーというような感じで確認してくY懸の頭着。大原の町を綺麗に見下ろせるこの感じは何回見てもいい気持ちだ。
後続のパーティーも登ってきて懸垂の練習を始める。人数も多く賑やかだ。
ほどなくH岡さんペアも登ってきた。二人は降りていってしまったが、我々は懸垂下降の練習。
セッティングからロープダウン、下降を2回としっかり確認と練習をして今日は終了。
Y懸沢を下ろして、相変わらず人気のホワイトチムニーやゲートロックにも人が取りついていて夏に向けてなのか多くの人で賑わうのを横目に駐車場まで。
t村さんの練習ということだったが、教えるなかで自分のなかでも確認やおさらいができ、実りの多い岩トレとなった。