沢登り@オロエン川(北海道旭川近郊)
沢登り@オロエン川(北海道札幌近郊)
日時:2018年7月9日
メンバー:Sモア、K川
ルート:07:58オロエン橋-08:20入渓点-09:00250二股-10:50出渓点11:00-12:13オロエン橋
装備:沢足袋、ヘルメットのみ
沢のレベル:初心者
夕方の飛行機で京都へ帰る予定だが、少しばかり時間があるためちょろっと行ける沢ということで深川付近のオロエン川へ行くことにする。
札幌の発寒川、函館の松倉川と並んで旭川近郊の名渓として名前が挙がる沢。
前者2つは学生時代に遡行したがオロエン川は行きそびれていた。
旭川から車を走らせ、豊里神社の横の道に入って適当なスペースに駐車。
特にロープを使用するところもなさそうなので、ヘルメットと沢足袋のみで行く。
畑の中から川沿いの林道に入りアプローチするが、この感じがなんとも北海道っぽい沢登りの始まりで懐かしい。
堰堤を2つ3つこなして入渓。なんてことのない河原からのスタート。
変な形の木を横目にちょっとしたナメに癒やされながら河原歩きをしていると、5~6mほどの滝で出会う250m二股へ。
ここをすぎると川幅いっぱいのナメを経てちょっとした淵持ちのゴルジュが迎えてくれる。
しゃーないけれど腰まで使って通過する。
8mの滝は左岸を巻く。ササが多くて安心して巻けるのも北海道っぽい。沢身に戻るところには残置ロープがあった。
その先も穏やかなだったり形の良い滝がポンポン出てくるが取り分けて難しいものはない。
360二股を右に取って少し進むと再びのゴルジュ。最後に懸る10mほどの滝は直登が難しそうなので、戻って函ごと右岸から高巻く。
取り付きが少し灌木をつかんで無理矢理感はあるが、上に乗ってしまえば踏み跡をたどって簡単に巻けた。
あとは記録にある土管をくぐって林道へ出て、小一時間で再び最初の畑地帯に戻ってきて車まで。
小粒ながら楽しめる、今回のような日程のときにぴったりの沢だった。
学生時代の宿題を一つ片付けることが出来たのもよかった。
下山後はよく通ったかばと製麺所で美味なうどんをいただき、新千歳空港付近のいい感じに鄙びた温泉で汗を流し、北海道をあとにしたのだった。