沢登り@鈴鹿 渋谷
山 行 名 沢登り@鈴鹿 渋谷
日 時 2017年9月24日
メンバー K田 Sモア
ルート 07:48スタート地点~10:08オーバーハングの滝10:20~10:30出渓点12:00~13:10ゴール地点
今月3回目の鈴鹿の沢。
当初5人での予定だったがアレヨアレヨと人数が減りK田さんと2人での遡行となった。
山科駅で拾ってもらって名神を快走し今週二度目の八日市。
先日は休みだった池田牧場の駐車場に駐車。そそくさと準備をして出発。
少し歩いた先の堰堤を超えてたところから入渓する。
入渓してからしばらくは朝陽で輝く穏やかな流れ。なんてことのない河原歩きだが、気持ちよくて心が癒やされる。
堰堤が2つ出てきて1つ目は左岸から、2つ目は右岸からそれぞれ巻いて進んでいく。
2つ目の堰堤を越えた先くらいから両岸が切り立って見事なゴルジュとなる。
少し進むと3mの釜持ちの函滝が現れる。
手前に残置ロープがついていたがなんなのだろうか。
3mの函滝は右岸のチムニー状の直登もできそうが、右岸の残置ロープを利用して振り子で水流の強い部分を越えて滝の瀑流に耐えながら奥まで進んで直登する。
全身に水を浴びてめっちゃ楽しい!
続くは2段10の滝。釜も大きくて見応えがある。
右岸の岩棚から登る。1段登ったところのツルンとした段差が難しいが、残置ロープ頼りによいしょと登る。その上も残置ロープがあるが特に難しくはない。
大きなチョックストーンの挟まる2条の滝は直登は難しく右岸から巻いた。
ゴルジュ地形はまだまだ続き、ちょっとした淵や滝が続く。
釜持ち3mの滝を左岸から登ると、支沢が多段の大きな滝となって合流する。
右手を見ると大きな釜を持つ3mの滝。見上げるとすごいオーバーハングとなっている。
これがこの沢の核心。オーバーハング3mの滝。
とりあえず左岸のツルツルを登ってみるもやっぱりツルツル。
右岸もちょっと登れるが途中から滝上にジャンプしなければ行けない感じ。
とりあえず一休みして再度左岸にトライ。
なんとかハーケンを2つ打ち込んで、即席シュリンゲアブミをかける。
それを頼りになんとかえいや!と登る。
1人登れればあとは上からロープを垂らして半分気合で突破。なかなか手応えのある突破で満足。
その上も深い釜をもつ函滝を泳いで取り付いて水流に負けじと越え、その上にある
5mの斜滝を越えると橋が出てきて遡行打ち切り。日当たりいい暖かい河原で先日に引き続きそうめん祭を開催。4人分で薬味たっぷり。
お腹を満たしてオーバーハングの滝に残置したハーケンなどを回収して釜で遊んでいたらキャニオニングの人たちもやってきた。ライフジャケットで浮かびながらウォーターシュートしたり滝を懸垂で降りたりといった感じか。
samoaがハンマーを落として釜を潜って探したが見つからず・・・
一体どこにいってしまったのだろうか。
そんなこんなで林道に上がって小一時間で池田牧場まで。
さくっとした遡行の割には手応えがあって充実した沢だった。
ジェラートに舌鼓をうち、蒲生野の湯で汗を流し、ナシをかったりして帰路についた。