沢登り@鈴鹿 赤坂谷~ツメカリ谷


山 行 名   沢登り@鈴鹿 赤坂谷~ツメカリ谷
日      時   2017年9月20日
メンバー  K田  O崎 U堀  S見 M車 Sモア
ル ー ト 08:31駐車場~09:30赤坂谷出合~10:30仙古谷出合~11:50赤坂谷詰め二股~12:20ツメカリ谷上流部13:1014:00ツメカリ谷出合14:10~15:10出渓点~15:50駐車場

久しぶりの平日沢、今回はあれよあれよと参加者が増え、総勢6人で鈴鹿の赤坂谷からツメカリ谷の黄金ルートで多いにはしゃぐことに。

朝は八日市のセブンイレブンに集合し謎の渋滞にちょっと巻き込まれながら奥永源寺の神崎川の林道へ。
そそくさと準備して出発。小一時間は林道を歩いて、赤坂谷が見えてきて林道が大きくカーブするところの看板と残置ロープを目印に沢中に下降。
少し進むと赤坂谷出合だ。

早速、白い花こう岩が優先し釜と滝が続くゴルジュが始まる。
台風の影響か水量が多く白い飛沫が弾けまくっている。
いきなり釜を泳いだりしながら進んでいく。

水流沿いを進んで左岸から残置ロープのあるところを越えると釜もちの2段の滝
と、ここでアクシデント。
O崎さんが釜の出口の強い流れに足をとられバランスを崩して仰向けに1.5mくらいの段差から転落。臀部と足を打ってしまった。う~ん、痛そう。
続く8mの滝は左岸から適当に越える。

 

ちょっと進んだところで一息入れてO崎さんの様子を聞くとと行動は出来るとのことなので遡行は継続する。
ちょっとした段差を越えたり、ナメや釜が連続して飽きさせることはない。泳いだりへつったりして進む。途中、丈夫な蔓でできた天然ブランコで遊んだりしながら進む。

トイ状8mは泳いで取りつき、流芯左を登っていく。ステミングは正直必要ない。

少し進むとゴルジュの奥に大きな10mの滝が懸かる。
左岸の岩棚バンド沿いに進んでいける。一ヶ所初心者いたらザイル出すかなといったへつりがある。

思ったよりもいいペースで、仙古谷出合まできて休憩。
この出合を過ぎると沢が開けて明るくなりここからが赤坂谷のハイライト。
花こう岩の美しいナメに迫力の滝が4~5個連続して最高だ。

ふと前方でワーキャー言っていると思ったらサルナシ発見!
固い中に熟したものもあり食べると甘酸っぱくって美味しい。
久しぶりの山の恵みに舌鼓を打つ。

ハイライトが過ぎ去り沢が落ち着いてほどなくテープの付いた支流が左岸に入る。
地図で確認してもこれがツメカリ谷に乗越す沢だ。
詰めて行くといくつか二股があるが、なんとなくコンパス方向を選んで進んでいくとほどなく尾根へ。
適当に下ろすとすぐにツメカリの支流に出る。
踏み跡もあって歩きやすく20分くらいでツメカリ本流へ出る。

開けた河原で本日のお楽しみであるそうめん作り!
たっぷりの水を鍋で沸かしそうめんを踊らせてすぐに出来上がり。ネギ、ミョウガ、大葉、生姜、揚げ玉と薬味もたっぷり。
特にZakkiさんが持ってきてくれたそうめんが高級品でとっても美味!
久々にやったがとても楽しい。デザートに梨や水羊羹も飛び出し豪勢なお昼となった。

さあ、お腹も満たしたところでツメカリ飛び込み大会の開催!

まず最初はすだれ状4m
続くは少し暗いゴルジュにかかる釜もちの5m
3つめは幅広2m
最後は 3m2丈の滝

もう言うこと無しに楽しい下降!
みんなバンバン飛び込む。中には前宙やバク宙パフォーマンスも!

 

そんなこんなで神崎川本流に合流。
しかしお楽しみはまだまだ続く。
ホワイトウォーター弾ける中、臆せずウォーターシュート祭り。
ところどころ段差を避けつつ行くが、水量が多いのでスピードが出て興奮度倍増!

緩やかなところもザックを浮きがわりにプカプカしながら浅くてもスラロームを交えて、水量が強いところはウォーターシュート!
重力に逆らわないって素晴らしいですね!

一ヶ所今日一番高い飛び込みポイントもあったり、大きな瀑布を巻きぎみに越えたり何度もウォーターシュートしたりと、これでもかと言うくらい水と戯れながら下っていく。

流れも穏やかになったあたりで大きな取水堰堤にたどり着き適当に出渓。
本当に赤坂谷~ツメカリ谷を満喫したといっていいだろう。

あとは林道を歩いて車まで。
少しシーズン遅れ感もあったが、鈴鹿のホワイトウォーターを全身で味わえる大満足の山行となった。


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