ハイキング@韓国 プッカンサン(北漢山) ペグンデ(白雲台)周遊

山行名:ハイキング@韓国 プッカンサン(北漢山) ペグンデ(白雲台)周遊
日 時:2017年8月14日(月)
メンバー: K川 Sモア

11:30登山口~12:20白雲山荘~12:40衛門分岐~13:00ペグンデピーク13:10~13:20衛門分岐~14:10竜岩門~14:50登山口

ソクチョからソウルに帰ってきてあまりの疲れに惰眠を貪っていたが、朝8時で天気予報を見ると曇り。
半ばあきらめていたプッカンサン(北漢山)マンギョンデ(万景台)リッジのプチアルパインも行けるかもと思いつつ現地に向かうことにする。

宿がホンデ(弘大)だったため少しアプローチに時間がかかる。
2番から4番に地下鉄を乗り継ぎスユ駅に行き120番のバスに乗ってトソンサ寺院の入口まで。入口にはいくつか登山用品店も立ち並ぶ。
無料のシャトルバスが出ているがあえなく行ってしまったのでタクシーで登山口まで。1人2000ウォン。

登山口はソラクサン同様国立公園の入口となっている。地図をもらって、マンギョンデリッジの取り付きを確認する。
 

登山口ではなくトソンサ寺院の方から入山。こちらの入山口が分からず寺院の方に入って登っていくと、食堂らしきところから出てきたおっちゃんが、ジェスチャーでとりあえず中に入って飯食ってけ的な感じで中に引き入れてくれる。
どうやらご飯を食べさせてくれるらしい。セルフ方式でご飯とナムルを取りビビンバにしてスープを貰う。
朝ご飯も食べていなかったためとっても美味しい。特にスープが美味。一応お布施もする。

さて、お腹も満たし赤い提灯がぶら下がる境内を抜けてなんとか道を発見するも雨が降ってきてしまう。
むぅ、これではプチとはいえリッジ歩きは難しそう・・・
仕方なく、元の登山口からペグンデ(白雲台)周遊のハイキングに切り替えることにする。

 

そんなこんなで最初の登山口に戻ってきて登り始める。
なんてことの無い標高だが、国立公園内のためか植林は広葉樹林。時折岩っぽいところも交えながら登っていく。
ここでもシマリスくんと出会うことが出来た。

小一時間ほどでペグン(白雲)山荘へ。ここは韓国でも珍しい民営の小屋らしい。ランチを楽しんでいる人たちもいた。
ここから少し登ると衛門の分岐。この衛門はプッカンサンにあった城跡の史跡で門とその前後の美しい石垣を見ることが出来る。

ここからペグンデまではワイヤーや階段がきれいに整備された花崗岩のルートを行くことになる。
気持ちよく開けた岩のルートを登っていく。インスボン(仁寿峰)などの岩塔群を眺めながら歩くと、上から登攀具を着けた人たちが降りてくる。どこかでクライミングしていたのだろう。
登るに連れてソウルの大きな市街や登ろうマンギョンデ(万景台)リッジも見えてきて気持ちがいい。

そんなこんなで太極旗がはためくピークへ。思いの外プッカンサンの山域は広く比良の半分くらいはあるのではないかというくらい。
そしてところどころに御在所のような岩塔が立っている。よくみると中腹には寺院もちらほら。
ソウルに流れる漢江も想像以上に大きかった。

ひとしきり眺望を堪能して衛門分岐に戻り周遊ルートへ。
マンギョウデを周り込むように登山道が着いている。少し進んで振り返るとペングンデが雄々しく聳えていてかっこいい。

登山道沿いにはニッコウキスゲが咲いている。なんでこんな標高にあるんだろう。
しとしと降り出した雨の中を歩いていくと、衛門と同じく石造りの門が現れる。
これが竜岩門。これが行こうと思っていたマンギョンデリッジの取り付き点。
ここから登ったところから8ピッチで衛門まで行けるらしい。行ってみたかったなぁ。

そこから30分もかからないうちに読経が聞こえてきてトソンサ寺院に戻ってきた。
下りは無事シャトルバスに乗ることができ、トソンサ入口まで。
短時間で充実したハイキングだった。次はクライミングで来てみたい。

その後は東大門市場に繰り出し、登山用品店街を冷やかしたりして、広蔵市場で韓国グルメのハシゴ祭りになだれ込んだのでした。

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