雪山登山@明神平~桧塚奥峰(台高)

山行名:雪山登山@明神平~桧塚奥峰(台高)

日時:2017年2月11日(土)~12日(日)
メンバー T柳 K川 T町 T橋ゆ N部(見)

2月11日:10:34林道駐車地点~11:07大又林道終点~13:52明神平C1
2月12日:08:3C1~09:30明神岳~10:35判官平10:51~11:10桧塚奥峰11:34~12:00判官平~12:32明神岳12:39~13:08明神平~15:03大又林道終点~15:41駐車地点

11日 のんびり雪山登山?
もともとは蒜山三山に行く予定だったが、寒気を伴う悪天に敢え無く明神平へ転身となる。
ゆっくりめに大宇陀の道の駅に集合し、現地に向かうとなかなかの雪の量。

林道も豊富に雪が積もっている。四駆はなんのそのだが、FFはなかなか厳しく、最後のほうの登り坂で登れなくなる。
FF車の2人は歩いて登る。20分くらいで車で入れる限界地点へ。

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いざ出発

動くと暑く止まると寒いので、着衣調整がなかなか難しい中、登っていく。トレースはばっちりでわかんやスノーシューの出番はなし。
渡渉箇所にはフィックスロープなんかがあり、それを支えにしながら飛び石渡渉、3・4回渡渉があった。

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雪の多い林道歩く

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慎重に渡渉をする

滝を見送ったあたりから急斜になる。真っ白な樹氷が美しい中をえっちらおっちら登っていく。
スキーを背負って登っている人なんかもいた。

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冬の滝

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白い世界を進む

そんなこんなで傾斜が緩くなってしばらく登ると明神平の小屋のところへ。
なかなか地吹雪があり寒い。小屋の横でスペースを見つけテントを立てるが、ジャンボなので風に煽られて少し苦労する。
寒い寒いとそそくさと立ったテントの中に滑り込む。

ジャンボといえ中に入るととても暖かい。
暖かいものを飲んだりしてほっとひととき。

日本酒なんかを飲んだりしながら夜はT町さん作のキムチ鍋。キムチが激ウマでおいしい。ご飯まで食べたら体はぽかぽか。
いろんな話をしながら夜は更けていく。

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明神平の小屋

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テントの中でほっこり

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晩御飯はキムチ鍋

12日 雪山闊歩きで桧塚奥峰へ
夜は特に寒くもなく、むしろテントから上半身出して涼むという夢を見るくらい暑かった・・・
朝ご飯はT橋さん作のチキンラーメン雑炊。するする食べれてなかなかおいしい。

テントの中では明るい気がしたものの外はガス。昨日よりかましといった感じだ。
今日はスノーシューやわかんを装着して、天気の様子を見ながらいけるところまで行ってみることに。

昨日の人だろうかスキートレースのあともある。これだけ雪がふんだんにあったらスキーでもよかったかもしれない。
空は真っ白だが、木々の樹氷も白く、真っ白の世界が美しい。

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天気は微妙な中出発

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白に白を重ねて

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のんびり歩いて行く

ほどなく穂高明神に到着。のっぺりとした地形が多いので、しっかり地図読みをしながら進んでいく。
なんか久々の地図読みをしながら進んでいくのは面白い。

判官平手前くらいで、5人組の人たちに追い抜かれる。この辺を知り尽くしているようで、ささっと進んでいく。
そういえば、この辺りはヌタハラ谷を遡行したときに来たところ。地図を見て突き上げてきたコルを特定したりしながら進んでいく。

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地図読みをしながら進む

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樹林内を歩くのも楽しい

桧塚奥峰の手前に差し掛かったあたりで、空が一層明るくなり、青空が一瞬覗く。
これまでの白い世界も美しかったが、やはり白と青のコントラストには敵わない。
一瞬の晴れ間を楽しみながら最後のひと登りで桧塚奥峰。見覚えのある道標が迎えてくれた。
山頂で、5人組の方々と話をしていると1月の最強寒波のときに蒜山三山にいってたそうな。なんか不思議な偶然だ。あっちもあっちで地図読みが難しいとのころ。

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桧塚奥峰の手前で青空が

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桧塚奥峰ピーク

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ちょいちょい青空が

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桧塚がよく見える

そんなこんなでピークを後にする。トレースがばっちりついた帰り道は素晴らしく歩きやすい。
明神平に戻ったくらいにも太陽が時折見えて、回復を期待するも結局最後まで晴れることはなかった。
それでも朝よりも視界があり、ようやく明神平の全貌を理解することができた。

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choo choo train 風

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太陽が覗く

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明神平へ帰ってきた

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明るいときれい

なかなか多くに人たちで賑わっている。適当にテントを撤収して。あとは下るのみ。
あっという間に標高を下していき、慎重に渡渉をこなす。林道につくころにはなぜかまた雪が降り出してきた。
今回はシリ橇で滑るのが楽そうだ。ちょっとだるい林道を歩いて車のところまで。

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帰りの渡渉も慎重に

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下りの林道ではまた雪

帰りの温泉で地元のおばちゃんはこんなに積もることはなかなかないとおっしゃっていた。
明神平も雪の量としてはマックスくらいなのだろうか。
晩御飯に葛城のピサヌロークでタイ料理に舌鼓を打ち京都への帰路についた

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