ハイキング@鍋割山~塔ノ岳(丹沢)

山行名:ハイキング@鍋割山~塔ノ岳(丹沢)
日時:2016年11月5日(土)
メンバー T柳 他1

08:56大倉バス停~10:01二俣~10:42後沢分岐~11:24鍋割山12:15~13:08塔ノ岳13:33~14:14行者ヶ岳~14:46三ノ塔~15:39ヤビツ峠

里帰りついでに丹沢へ。
丹沢は初めてという友人とともに、鍋割~塔ノ岳(鍋焼きうどん付き)という黄金ルート。
いつもは大倉尾根を下るところだが、今回は表尾根を下ることに。

お互い集合時間より15分くらい早く渋沢に到着。これが後々功をそうす。そそくさとバスに乗り込む。紅葉シーズンということで混雑している。

15分ほどでお馴染みの大倉に到着し、最高の青空のもと出発。
長閑な畑の中を抜けて、沢沿いの林道を歩いて進んでいく。
二股を経由して、後沢乗越への登りに差し掛かる。鍋割小屋への水ボッカをしようと思っていたが、水はすでに売り切れ。この週末の盛況ぶりが伺える。

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最初は川沿いの林道

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セキヤノアキチョウジ

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ボッカ用の水は売り切れ

明るく気持ちのいい植林を抜けて、後沢乗越からは尾根伝いを登っていく。
やはり登山者は多いようで時折詰まったりする。

1000mを越えるくらいからちらほら美しく色づいた木がでてくる。青空に黄葉がよく映える。
ピークに近づき樹林が疎になるとうっすら雪化粧をした富士山を望むことができた。

そんなこんなで、鍋割山へ。多くの人で賑わっている。鍋焼きうどんも大盛況で20分待ちだそうだ。
早めに集合していなかったら、もっと待たされるところだったかもしれない。

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登りは少し渋滞気味

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美しいブナの黄葉

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黄と橙が彩る

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青空に映える

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大盛況の鍋割山荘

穏やかな日差しのなか、のんびり日向ぼっこをしながら待つ。
関東平野方面は少し霞がかかっていて見えずらいが、箱根、伊豆、愛鷹方面や富士山はよく見える。去年行った御正体山の向こうには南アルプス南部の山々も見えている。

ほどなく鍋焼きうどんも出来上がる。気持ちのいい青空と景色の中で食す具だくさんの鍋焼きうどんは最高だ。お腹も空いていたので夢中で食べて、鍋は割らずに返却。
ピーク写真を撮って、塔ノ岳を目指す。

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山頂も人で賑わう

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名物の鍋焼きうどん

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堂々の富士山

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ピーク写真

鍋割~塔ノ岳の間は紅葉が最盛期。少し色づいていない木も混じるが、ブナの黄色を主体に橙や紅も混じりとても綺麗。
何度も立ち止まりながら写真を撮ってしまう。

1時間くらいで塔ノ岳へ。
戦績的には五分五分くらいだが、今日は快晴で景色がよく見える。

鍋割で見たのに加えて、丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸と主脈に連なる山々や奥秩父、八ヶ岳などもよく見える。南アルプスも南部のみならず、甲斐~白根三山まで見える。
関東平野方面も江ノ島、三浦半島の向こうにうっすら房総半島が見えてる気がする。

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相変わらず綺麗な黄葉

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聳えるブナ

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視界いっぱいに彩りが広がる

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塔ノ岳

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富士山方面を見渡す

景色を堪能していると、轟音をたてながらヘリが接近してくる。
よく見ると県警のヘリで、山小屋の上でホバリングを始めたかと思うと、隊員が降りてきた。
どうやら小屋に要救助者がいるらしい。

山頂は少し風が強かったので、隊員を下ろして一度離れ、再度戻ってきて隊員と救助者を引き上げて去っていった。怪我が急病か分からないが無事を祈る。

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県警のヘリが救助に来た

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ピーク写真

さて、今回の下山は大倉尾根ではなく表尾根。
これから進むルートは気持ちよさそうな尾根で見下ろせる。
なんか三ノ塔は思った以上に大きいが、気にしないことにする。

バスの時間も気になるので、少し駆け足ぎみに下っていく。
あっという間に塔ノ岳は遠ざかっていく。

相変わらず天気は良く、気持ち良く行者や新大日、烏尾を越えていく。少し鎖場なんかもあった。

三ノ塔はやはりでかく登り返しも長い、さすがに少し疲れてきて行きが上がる。山頂で少し休憩。
楠葉本谷から上がって来たという二人組もいた。

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表尾根から塔ノ岳を振り返る

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かわいいお地蔵様

あとは、近づいた大山を望みながら標高を下ろすのみ。二ノ塔もあっという間に通りすぎると、樹林帯の中に入る。
入る直前のススキはなかなか綺麗だった。
一時間ほどで、車道に飛び出しヤビツ峠までは少し登り返し。

ヤビツ峠にはちょうどバスがいた。うつらうつらしながら秦野駅までバスに揺られ、暮れなずむ山並を見ながら帰路についた。

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関東平野を見下ろす

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ヤビツ峠へ下山

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