南紀 立間戸谷で初釣り
■F澤の感想
この沢にアマゴはいませんでした。
往路のみ169号線を使いましたが、吉野の桜でえらい渋滞でした。
168号線の整備が進んで道がよくなっているので、こちらを使った方がよいでしょ
う。生まれて初めてベンツを運転したところ、思わず前の車をあおってしまいました。
■H井の記録
GWの屋久島に向けてのプレ山行の意味合いが強かった。自分にとっては昨年の八月以来の沢で、開幕戦のような意味で楽しみであった。新宮市を舞台にいろいろ作品を残した小説家、中上健次のファンなので行ってみたかった新宮市。そのすぐそばの沢である。市内観光では予想以上に強烈な印象を受けた。
■4/11
06:30 西院
09:30 吉野あたり、桜で車渋滞、小一時間ほどはまる
13:00 駐車場到着
13:20 装備を付け歩き出す
15:30 二俣前の幕営地
20:00 就寝
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169号線経由で行ったが、道が狭く車の運転はしんどかった。(二人で半分ずつの運転だったが)
南紀に入り、初めて見る熊野川の迫力に感動した。
駐車場には先客らしき車が一台すでに泊まっていた。
幕営地まではこれといって難しいところはなく、二時間ほどの歩きで着いた。水が少なく、蒸し暑いくらいで半袖で十分だった。
枯木や流れ着いて乾いた木の枝がたくさんあってたやすくたき火ができた。二人でアルコールを明るいうちから飲み、気持ちがよかった。麻婆丼を食べて寝る。ツェルトにシュラフカバー、インナーシュラフだったので若干寒かった。
■4/12
06:00 起床
07:00 出発
09:30 三俣
10:00 林道
10:45 くだり始める
11:30 小屋跡
13:15 駐車スペース
とても登れないような50メートルクラスの滝をいくつか巻いた。一カ所、右岸の巻道の下降でロープを出した。ツメ前のナメはそれほど広くなかった。傾斜もあったがステップは沢山あったので問題なく登れた。くだり道も結構沢に入ったので沢靴で下る。
14:00 新宮市内観光&寿司
15:00 新宮発
20:20 西院
ずいぶん前から中上健次の小説で新宮のことは何となく知っていたのだが、実際行ってみると、小説の中の世界に入り込んだようで感激した。
帰りは168号線を使ってみると、道をどんどん新しくしているようで比較的走りやすかった。おそらく熊野古道世界遺産効果のようである。