沢登り@鈴鹿 中ノ谷~鎌ヶ岳

山行名 沢登り@鈴鹿 中ノ谷~鎌ヶ岳
日時:2022年6月12日(日)
メンバー:Sモア、K川、I村、K石原
ルート:07:31宮妻峡駐車場-08:08南中谷-09:40 700m付近ゴルジュ09:50-11:30 810m二股-12:26衝立岩12:51
-13:28鎌ヶ岳-14:09カズラ谷分岐-15:08宮妻峡駐車場

 

ようやく初沢、6月になるまで沢に入らなかったのはいつ以来だろうか。
当初は、福井方面の沢を目論んでいたが、天気が微妙そうなので、鈴鹿に転戦。
滝がちょいちょい出てきて楽しそうな中ノ谷をチョイス。

沢登りシーズンといえばのI村閣下と前日に沢足袋を買ったというK石原さんの4名で、新名神を快走する。新名神も久々かな。

意外と電波の入らない宮妻峡の駐車場で適当に準備して出発。林道を歩いていく。
ジャガリ谷をスルーして、南中谷の橋で久々のアカシジミを横目に見ながら入渓する。

入渓してすぐに2段8mほどの滝が現れる。前日の雨のせいか少し水量も多く感じる。
今回は初心者もいるので、さっそく閣下にロープを引いて登ってもらう。
右岸から取り付き、中段から左岸に移り登る。
ルートが曲がるところのランニングはハーケン。最初は少し細かいが、後半は簡単。
確保支点は立木。順調に突破する。

堰堤を越えて進んでいくと、岩盤質で明るい渓相が続く。
660m付近は小滝が連続するが快適に超えていける。Kさんも今回が初沢とは思えないくらいスムーズに登攀していく。

730m付近の小ゴルジュにも2段の滝が懸かる。
30mでは一発では登り切れないので、1段目の奥で区切る。
支点はチョックストーン。1段目の上は深い釜になっている上に、2段目はステミング重視でうまく登らないと瀑流をまともに浴びる羽目になる。

そんなこんなで、びしょ濡れなる。今日は風が強く、日差しはあるもののじっとしていると冷えてくる。
780m二股はすだれ状の滝で合流し、本流も滝。これも若干のシャワークライム。

810m二股にも滝が懸かり、出足が立気味でホールドスタンスが少ないのもあり、ロープを出して登る。上段は斜度も緩くなり簡単。

あとは明るく開けた沢を詰めていくだけ。ショウキランのつぼみやジシバリ、タツナミソウなんかを愛でながら、最後はざれた急斜に息を切らしながら鎌尾根の稜線へ飛び出る。

沢装備を解いて、鎌尾根を歩く。青空の稜線歩きが気持ちがいい。
御在所、雨乞方面も伊勢湾方面も良く見える。鎌尾根からの鎌が岳もなかなかかっこいい。

岳峠から雄々しく聳える鎌が岳を這い上がり、山頂へ飛び出る。なかなか気持ちのいい山頂。しかし風もなかなか強い。
適当に休んでピーク写真を撮って岳峠、カズラ谷分岐を経て、宮妻峡目指してぐんぐん下っていく。
なんだかしょぼいカズラ滝を横目に駐車場まで。いい初沢だった。

下山後はアクアイグニスで汗を流し、閣下のお言葉に甘えてお宅で御馳走に。
良く食べよく飲んだ。ゆっこさんありがとうございます。そんなこんなで充実した一日だった。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です