初沢&追悼山行@御在所岳 東多知古谷
山行名:初沢&追悼山行@御在所岳 東多知古谷
日時:2019年5月19日
メンバー Sモア K川 I村 O崎
ルート:御在所岳表道登山口ー百閒の滝ー登山道合流ー御在所岳ピークーレストハウスーロープウェイ駅ー御在所岳ピークー武平峠
今回は御在所で山岳会の追悼山行が行われるので、初沢も兼ねて沢登りで合流することに。
新しくできたジャンクションを無事スルーしたりしたがら中道登山口の駐車場で姐さんらと合流。
それにしてもガスガスで風が強い。濡れた体で山頂に行くのは寒そうだ。
適当に荷物を乗せ換えて表道登山口に程近い駐車スペースに停めて沢足袋に履き替えて出発。去年の沢納めはどこやったかな?
一瞬だけ登山道を歩いて堰堤を巻いて入渓する。早速ゴルジュ状で小滝が懸かっている。
シーズン始めなので微妙に登るのが怖い。というより朝で天気が悪いので暗くいまいちテンションが上がりきらない。
花こう岩にフリクションを効かせながらいくつか滝を越えると急に明るくなって大きな百間の滝が現れてテンションが上がる。なかなかの高さだ。
写真を撮って巻きにかかる。
ピンクテープを頼りに踏み跡をたどる。
大分トラバースして、そろそろ登らなきゃまずいんじゃくらいのタイミングで、3本ピンクテープが打ってあるところがあり、そこから7~80m登ると滝上に出ることができる。オオイワカガミなんかも咲いていた。
滝上はナメとなっていていい雰囲気だ。晴れていればもっといいのに。
そこから先は急なゴーロの中に時折滝が現れる感じ。
滝によってはハーケンやボルトが打ってあるところもある。
今回は沢慣れしたメンバーでザイルを出すことはなかったが初心者がいればザイルを出したい滝もいくつか。
ホールドが乏しい中、フリクション頼りで登るところもあった。
860m二股は左股に行くが、滝が登りにくいので少し右股を登ってトラバース。落葉が滑るので注意。
920m二股はどっちを登ってもいいが、前回は右股だったので今回は左股を登る。相変わらず小滝とゴーロ。
そんなこんなで表道に合流。ここまで2時間。あっという間の遡行だった。
靴を履き替えて上を目指す。なかなか風が強そうだ。
長者池によってみたけど謂れを読むとなんか如何わしい感じだった。
ピークについてもガスガスで何も見えない。雨も降ってきた。
とりあえずローブウェイ駅に行ってみるも無慈悲にシャッターは閉められており我々を拒んでいる。
とりあえずスキーのレストハウスに戻ると開いていたいたので、ハイキング組、ロープウェイ組が来るのを待つことにする。
それにしても衣服が濡れているので冷える。輪投げやフラフープをしてなんとか?体を温める。
強風のためロープウェイは運休していることが分かり、今後の展開が不透明なまま、不幸な時間を過ごしているとハイキング組から電話が。
どうやらロープウェイ駅は空いているようでとても暖かいらしい。 うそやーん、と思いながらさっさと荷物を片付けてローブウェイ駅へ。
確かに空いており中のレストランは暖房ポカポカ。なんてこったい。
とりあえず名物であるカレーうどんで体を暖める。
ロープウェイが動いていないということで、武平峠で追悼を行うこととなり、そちらへ下山することに。
再度ピークへ寄って集合写真なんかを撮る。すると晴れないまでもガスが飛んで視界が開けるようになる。
鎌ヶ岳方面も見え隠れする中、登山道を下ろしていく。
行きは全く分からなかったが新緑がとても美しい。
天指岩で遊んだりしながら、武平峠へ。
「ひがしがわ」と「しががわ」を聞き間違えるトラブル?もあったが、無事にロープウェイ組とも合流。献花と黙祷を行う。
会で亡くなった人、山で亡くなったことを聞いた人たち、今朝の聞いたニュース、いろんなことが頭を巡る。
死ぬ可能性があることを趣味としてやっている、それだけではないが、1年に一度そういうこといろいろと考える契機として追悼山行の大切さを実感する。
終わったあとはグリーン温泉で汗を流して、帰りはきちっと新しくできた高速に乗って京都への帰路についた。
ハイキング組の写真