山スキー@焼山北面台地スキーツアー

山スキー@焼山北面台地スキーツアー
日時:2019年3月21日(木)~25日(月)
メンバー:M車,他2

天気

3/22 雨
3/23 雪
3/24 吹雪、ガス
3/25 快晴!

時間記録

3/23
430笹倉温泉
930 BC
1030 出発
1200 引き返し
1220 BC

3/24
430発
600引き返し
610 BC
1100 出発
1340 引き返し
1400 BC

3/25
420発
720 1837mシーデポ
820 焼山ピーク
910 シーデポ地
930 BC
1145 笹倉温泉

 

今回は大学山岳部の現役と焼山にスキー山行。焼山北面台地にベースを張り、焼山西面、焼山北面をアタックする贅沢な山行である。メンバーは僕と山岳部の1回生と3回生の3人。

3/21
京都からサンダーバード、北陸新幹線を乗り継いで糸魚川駅に到着。そこからバスで笹倉温泉まで。温泉に着くと林道を焼山方面に少し進んだ所にテントを張る。ついでに温泉に入った。いい湯だった。明日の天気は微妙なところだが、雨さえ降らないでと祈りながら就寝。

北陸新幹線,かっこいい!

このバス乗って笹倉温泉へ

3/22
入山予定だったが、朝から雨で入山延期。笹倉温泉の日帰り利用者向けの休憩室で1日過ごす。お昼に麺処でラーメンを食べたが、そこで麺処のおばちゃんと話が盛り上がり、ご好意でおにぎりを頂く。笹倉温泉、サイコー!
温泉も3種類あり、楽しめました。プチ温泉旅館気分。

笹倉温泉の休憩室でのんびり

3/23
やっと入山。出発地点の笹倉温泉では小雪が舞っている。九十九おりでは時々急雪面となり、前日の雨が固まりクラストしておりちょっと怖かった。メンバーに地図読みの練習をしてもらいながら、Co.1340m付近の平地にテントを張る。ベースキャンプだ。BCに着く頃には天気が良くなり、焼山がバッチリ見える。残り時間は明日に行く予定の焼山西面のルート偵察に。焼け走の通過は大変そうだが、何とか道筋は立てられた。ベースキャンプまでの300m程の滑走はボチボチ楽しめた。

焼走りを偵察

完全装備で滑走

3/24
2日目。昨日の夜中は風が強く、あまりよく寝れなかったメンバーもいた。今日は焼岳西面に行く予定だが、朝起きると風と雪が吹き荒れており中々の悪天候。しかも雷も光っている。回復傾向の読みだったのでとりあえずいくことに。見事にホワイトアウトで、上下左右が区別できず、歩いていて気持ち悪くなった。Co.1600m付近の登山道が焼け走を通過しているところまで来て、焼け走が目視で確認出来ない状況だったためあっけなくてったい。ベースキャンプまでの滑走もホワイトアウトでスキーが進んでいるのか止まっているのか分からないくらいだった。
ベースキャンプに帰ってメンバーと相談した結果、11:00まで天気待ちしてそこから明日行く予定の焼山北面の偵察でCo.2000m付近の焼け走通過の所まで行こうということに。11:00まで待てば天気も良くなるかと思いきや多少は良くなっているものの焼山は見えず、小雪も舞っている。仕方ないが出発。Co.1700mくらいでクトーを付ける。Co.1880mでアイゼン、ピッケル。Co.2000mで焼け走を問題なく通過できることを確認してベースキャンプに戻る。滑走はカリカリとパックされた雪が交互に来る感じで滑りにくかったが標高差550mの滑走を楽しめた。

視界なし・・・

上部は結構カリカリです

Co.1900mより上はアイゼンピッケル

滑走もまあまあ楽しめました

3/25
今日は焼山北面アタックと下山予定。昨日までとガラリと変わり天気が良い。最初の1時間くらいは月明かりでヘッドライト要らずで歩ける。昨日の焼け走通過は昨日より低いCo.1820m付近で渡る。斜面がクラストしていたためだ。そこでシーデポしてアイゼンピッケルで進む。Co.2000mから西にトラバースして斜度のなるべく緩い所を登る。スキーブーツでのアイゼン歩行だったためか中々の緊張感。そのままピークに。結構疲れた。ピークからは絶景で火打、昼闇はもちろん、後立山連峰も見える。噴気孔を少し覗いて下山開始。下りは直下のルンゼを使う。難なく通過できた。登りもこのルートを使ったらよかったと軽く後悔。そしてお待ちかねの滑走開始。日射でクラスト斜面も緩み滑りやすい。降雪がある所は若干雪が腐っていたため滑りにくいが、まずまずの満足感。ベースキャンプにあっという間に着き、テントを撤収して下山開始。日射が強く、風もないため暑い! 暑さでヘロヘロになりながら笹倉温泉に下山。お疲れ様でした。

月と焼山

朝焼けの昼闇

ところどころラッセルあり

焼山最後の登り

火打,妙高

降ったルンゼ

滑走も楽しめました

天気が悪く、行程としては完遂出来なかったが、焼山北面台地にテントを張り、焼山周辺の雄大な自然を感じられ、最終日には焼山北面に行くことが出来たので満足。ただ、今回はCo.1820mにシーデポしたので焼山山頂直下からの滑走は実現できなかった。今後、ぜひ再チャレンジしたい。

焼山の噴気孔の様子
https://photos.app.goo.gl/fuJmcVu1e1sW8coA6

滑走動画

https://photos.app.goo.gl/f6wVNkjmvH41Gb4q9

https://photos.app.goo.gl/yKxH7BTUAUh6cCGB9

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