のんびり泊まり山行@鈴鹿 御池岳~藤原岳

山行名:のんびり泊まり山行@鈴鹿 御池岳~奥の平~藤原岳
日時:2018年12月1日~2日
メンバー:I塚 Sモア O崎 N部 H田 H原 T永 A元
ルート:
1日 10:39鞍掛トンネル東登山口ー10:59鞍掛峠ー12:02鈴北岳ー13:10御池岳13:17ー13:32ボタンブチー13:50奥の平ー14:00宿泊地
2日 6:40宿泊地ー07:09奥の平ー07:23御池岳ー08:46白瀬峠ー09:08頭陀ヶ平ー09:37天狗岩09:46ー10:09藤原山荘10:19ー10:33藤原岳10:40ー10:54藤原山荘ー11:37藤原岳表登山道五合目ー12:10藤原岳大貝戸休憩所12:10

1日 のんびり山歩き
本来なら冬山事始めだったが、木曽駒ケ岳の雪不足でのんびり鈴鹿でのんびり宴会山行。

鈴鹿の御池岳に登ってその先にある奥の平という気持ち良さそうなところに泊まって宴会して藤原岳まで抜けようというもの。

朝ものんびり目に7時に京都駅集合。名神を快走して合流後、藤原岳の大貝戸登山口に車を1台配車して、鞍掛峠へ向かう。
のんびり山行のはずだが、冬を意識して重量化している面々(主に男性陣)は25kg前後、最ヤングのAっきーもに至っては30kg越えだ。

鞍掛トンネルを横目にポストのある登山口を通って登山道の峠を目指して登っていく。12月とは思えない暖かさ。
しかし、稜線に乗ると今度は風が強くなってきて、思ったよりも曇りがちで寒い。脱いだり着たりしながら進む。

送電線の鉄塔なんかを見ながら鈴北山目指して登ると樹林が薄くなり、地面が苔むしてプチイブネ感が出てきていい雰囲気となるが、ピークに近づくにつれて天気は悪くなりしまいには雨もパラつく始末。

今回最初のピーク、鈴北岳のあたりから鈴鹿北部の山々らしいカルスト地形が見られるようになる。
大きなドリーネの中で風をしのぎながら昼御飯を食べているパーティーもいた。

だだっ広い地形で気持ちいい感じのところを歩いて御池岳を目指すのだが、いかんせん視界が効かず地図読みを使う。ちょいちょい間違ったりしながら進んでいく。

御池岳に地形はそのままに木々が増えてくる。
最後の登りに差し掛かったあたりで天気が回復しはじめ、雲が飛び青空が見え始めてテンションも上がる。
やっぱり青空の下が一番気持ちいい。
そんなこんなで踏跡やテープを辿りながら鈴鹿最高峰へ。
人も少なくて静かなピークだ。

ここまで来たら今日の目的地である奥の平まであと少し。
緩やかな尾根を歩いて、広々としたところに降りていく。
台地の端にぶち当たるところがボタンブチでそこからはすごい切れ落ちて眺めもよく迫力もある。
山と高原の地図では小ピークの先の平らなところが奥の平となっているが、登山道の看板には小ピークが奥の平ということになっている。
確かに木もなく気持ちのいいところ。枯れた草が風によるものなのか紋様を作り出していて面白い。

が、風は強いのでテントを張るには不適なのでもう少し下ろしたところで張ることに。
風も弱まり三重側が開けたいい場所を見つけてそこに張る。
デスマーチだった先週から比べると行動時間の落差がすごい。

さて寝床を整えたら宴会開始。美味しいビールや日本酒、トマトアボカドのサラダやチキンのトマト煮込みッぽいつまみなどどんどん出てきて素晴らしい。ザックが重かっただけのことはある。

晩御飯はペミカンビーフカレーと野菜たっぷり肉たっぷりのお鍋。どちらも美味。

色んな話をしながら酔っぱらい楽しい夜は更けていった。

2日 カルスト地形を楽しむ
翌朝は4時半起き。
朝はA元くんがたっぷりスープ&パスタを作ってくれる。トマトとクラムチャウダーの2ピッチ。さすがです。

のんびり準備をしていたらちょうど日の出とともに出発となる。
朝日に照らされながら奥の平ピークを歩くのはとても気持ちがいい。
藤原岳に再登頂。多分今日一番のりだろう。

藤原岳からは一旦斜面を下ろして、藤原岳へと続く県境尾根に乗る。

白瀬峠や水谷山あたりはいわゆる尾根道だが、頭陀ヶ原の鉄塔を見送るとだんだん開けた地形が多くなり、カルスト地形が見られるようになってくる。
しかし、天気は何故か下り坂。天狗岩に着く頃には曇りで風も冷たい。本来景色は良さそうだが、寒いのでそそくさと天狗岩をあとにする。

藤原小屋に近づくにつれて日も差してきて一安心。小屋の回りのカレンフェルト、草原、木々のコラボがいい感じだ。
小屋で一休みして荷物をおいて、藤原岳アタック。山頂に近づくにつれて青空も増えていきウキウキする。
溶けてドロドロになった地面に足を取られないように駆け足で藤原岳へ。
丁度、山並の衣のように薄雲が覆い被さっていてなんとも言えない景色となっている。
湿った空気が海から流れ込んでいるのだろうか。
集合写真を撮ったりしてピークを堪能し小屋へ戻る。

あとは大貝戸目指して下るだけ。前回下ったときも思ったが、駅から最短ルートとはいえ、ちょっと面白味にかける道。
減っていく合数を数えつつ、時折ある紅葉で目の保養をしながら降りていく。
そういえば、小屋と九合目はやたら遠い気がする。

そんなこんなでばーっと降りて大貝戸まで。駐車場の紅葉はなかなか見事。
車を回収してもらっている間、最近の小学生がやっているゲームで遊ぶ。なかなか頭を使うしいい暇潰しになった。

そうこうしているうちに車が戻ってきて温泉へ。後続車と温泉が別々になってしまうトラブルもあったが無事合流して、先週からの欲望のままに近くのいきなりステーキで肉を喰らって満足感を得て京都への帰路についた。

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