夏山事始め@焼岳

山行名:夏山事始@焼岳(新中の湯~焼岳~上高地)
日 時:2018年6月9日(土)
メンバー: H田、O崎、H原、Y崎、M車、I塚(記)、見学者1名、会外参加2名

9日 07:08新中の湯登山口~08:19広場~08:26下堀沢出会~09:17焼岳(北峰)09:55~10:27中尾峠07:0810:33焼岳展望台~10:47焼岳小屋~10:49新中尾峠~11:01長ハシゴ~11:31峠沢梯子場~11:59上高地焼岳登山口~12:38河童橋

 

6/9(土) 島々→徳本峠→上高地(泊)
6/10(日) 上高地→焼岳→新中の湯
をプランニングしていたけれど、日曜の天気がイマイチということで、6/9(土)に焼岳へ行くのみとした。

アカンダナ駐車場からタクシーに分乗して出発。
安房トンネルを通らず旧道を通って新中の湯登山口へ。
道中サルを見かけた。

登山口の駐車場は満車。路駐も数台。
よく駐車違反取り締まりやレッカーがやってくるらしい。
路駐はしないようにせねば。。
駐車場からここまで一台4000円。

出発。
少し水平に歩いた後、登りにかかる。
ところどころ花が咲いていてO姐さんの解説を受けつつ花を愛でる。
前夜までの雨で土も岩も濡れていた。

イワカガミ

元気なちびっ子に道を譲ってもらいながら登っていくと樹林帯を抜けて視界が開ける。
広場が出てきて焼岳の斜面が正面に開ける。
出発時は湿度高めで霞んでいた空も、すっきり晴れてきた。
梅雨入りしたものの天気は良さそう。
今回が初・焼岳のメンバーも多くテンションが上がってくる。

落石が転がる下堀沢を横目に登っていき、雪渓をトラバース。
事前情報通り、特にアイゼンは必要ではなかった。
岩の間を進んでいくと、だんだんと噴気孔が近づいてくる。

岩の上に登り、土俵入りを模した撮影大会を開催したりしながら鞍部に到着。
白山のような残雪&池を見下ろして北峰へ向かう。
噴気孔のすぐ近くを通るのでかなり硫黄臭い。
火山ガスのためか、毒々しい色に染められた岩が点在する。

常に噴煙が上がる

回り込んで少し登ると北峰のピークへ到着。
先着の方々10名ほどが休憩されていた。
西側から吹いてくる風が少し肌寒い。
タクシーの運転手さんからいただいたポテチをみんなで食べつつ休憩。
絶え間なく吹きあがる噴気が気になるものの、それぞれ写真を撮ったり撮られたり。

集合写真を撮って下山開始。
焼岳小屋方面への下り口が最初よくわからなかったものの、登ってくる人を見つけてルートを把握。
下りはじめに少しだけ残雪あり。
岩が転がる斜面をずんずん下る。
振り返るとどっしりと荒々しく構える焼岳。
こっちから見ると結構急で、登る気分が萎えそうだ。
この斜面にはイワカガミがたくさん咲いていた。

少しだけ登り返してから下ると焼岳小屋。
営業前で準備の真っ最中だった。
休憩して上高地へ向けて下る。

笹原を下ると急に鎖場が出てきて、そのまま3段の梯子へ。すれ違いが難しそう。
ここあたりから外国人2人組と多くすれ違った。


もう何度か梯子を下ると樹林帯へ。
ここからのゆるゆる下りが意外と長かった。
明るい森で木漏れ日が優しい。
小川を渡ると程なくして林道へ合流。

最寄りのバス停は帝国ホテルだけれど、初・上高地のメンバーがいたため、せっかくなので河童橋まで行くことに。
途中、ウェストン碑を眺めたり、梓川で水切りをしてみたりしながら観光客に紛れて歩いていく。
河童橋周辺はやはり観光客多い。

4年前の穂高縦走以来の河童橋を渡り、ソフトクリームを食べながら休憩。
前に来たときは終バスの時間が迫る中で、休憩どころではなかったなぁ。。懐かしい。。
いろいろ試食を堪能して、バスに乗って平湯へ。
メンバー全員爆睡していた笑

帰りの道中では東海北陸道の事故渋滞につかまりながら、長くなった陽を感じつつ帰洛。

 

梅雨時期ということもあり、2日とも好天とはいかなかったものの、焼岳へ登ることができてひとまず”夏山事始め”の目的は達することができた。
登りやすく、早めの時期でも登れる焼岳は貴重な存在。

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